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ーシロアリ駆除業者とリフォーム会社の違いとは?依頼前に知っておきたい選び方ー

シロアリ駆除業者とリフォーム会社は得意分野が違う

シロアリの被害を見つけたとき、「シロアリ駆除業者に頼むべきか」「リフォーム会社に相談すべきか」で迷う方は少なくありません。どちらも住まいに関わる業者ですが、得意としている分野は大きく異なります。シロアリ駆除業者は、シロアリの調査、駆除、予防処理、再発防止を専門とする業者です。床下や柱、土台などを確認し、被害状況に合わせて薬剤処理や侵入経路の対策を行います。

一方、リフォーム会社は、傷んだ床や壁、柱、内装、外装などを修繕・改修することを得意としています。シロアリ被害で床が沈む、木材が弱っている、壁や建具に不具合が出ている場合には、修繕工事が必要になることがあります。このような建物の補修や改修は、リフォーム会社の役割です。

つまり、シロアリ駆除業者は「原因であるシロアリを止める専門家」、リフォーム会社は「被害を受けた部分を直す専門家」と考えると分かりやすいです。どちらか一方だけで解決できるケースもありますが、被害の範囲によっては両方の対応が必要になる場合もあります。

大切なのは、見た目の修繕だけで終わらせないことです。シロアリが残っている状態で床や壁を直しても、再び被害が進む可能性があります。まずは被害の原因を確認し、駆除や予防が必要かを判断したうえで、修繕の必要性を考えることが安心につながります。

シロアリ駆除業者に依頼するメリット

シロアリ駆除業者に依頼する大きなメリットは、シロアリの生態や被害の特徴に詳しい点です。シロアリは普段見えない床下や壁の内部で活動していることが多く、表面だけを見ても被害の全体像が分かりにくい害虫です。専門業者であれば、蟻道、木材の食害、湿気の状態、侵入経路などを確認しながら、必要な対策を提案してくれます。

また、シロアリ駆除業者は薬剤処理や予防施工に慣れているため、被害の程度に応じた対応がしやすいことも特徴です。すでにシロアリが発生している場合は駆除を行い、まだ被害が軽い場合や予防目的の場合は、再発や侵入を防ぐための処理を行います。床下の状況を写真で説明してくれる業者であれば、初心者でも被害状況を理解しやすくなります。

依頼時に確認したいポイントは次の通りです。

・床下調査を丁寧に行ってくれるか
・被害箇所を写真などで説明してくれるか
・見積もりの内訳が分かりやすいか
・保証内容や期間が明確か
・再発時の対応を説明してくれるか

シロアリ駆除は、施工後の安心感も重要です。駆除をして終わりではなく、一定期間の保証や点検の案内があるかどうかも確認しましょう。特に被害が見えにくい場所で進むため、説明が丁寧で質問しやすい業者を選ぶことが大切です。

リフォーム会社に依頼するメリット

リフォーム会社に依頼するメリットは、シロアリ被害によって傷んだ住まいを修繕できる点です。たとえば、床がふわふわする、畳やフローリングが沈む、柱や土台の一部が傷んでいる、壁や建具に歪みが出ているといった場合は、駆除だけでは生活上の不安が残ることがあります。そのようなとき、リフォーム会社であれば建物の補修や改修を含めて相談できます。

リフォーム会社は、内装工事や大工工事、床の張り替え、壁の補修などに対応できるため、見た目や使いやすさを回復したい場合に向いています。シロアリ被害が進んでいる場合、木材の強度が落ちていることもあるため、必要に応じて補強や交換を検討することになります。住まい全体の使い勝手を見ながら工事を提案してもらえる点は、リフォーム会社ならではの強みです。

ただし、リフォーム会社だけに相談する場合は、シロアリの駆除や予防まで対応できるかを確認する必要があります。リフォーム会社によっては、提携しているシロアリ駆除業者に調査や施工を依頼するケースもあります。その場合、誰が調査を行い、誰が保証を出すのかを明確にしておくことが大切です。

見た目の修繕がきれいに終わっても、シロアリの原因が残っていれば再発のリスクがあります。そのため、リフォーム会社に相談する場合でも、被害の原因調査や駆除の有無、保証内容について必ず確認しましょう。

どちらに相談すべきかは被害状況で判断する

シロアリ駆除業者とリフォーム会社のどちらに相談すべきかは、現在の被害状況によって変わります。シロアリがいるか分からない、床下の状態を確認したい、予防を検討したいという段階であれば、まずはシロアリ駆除業者に調査を依頼するのが分かりやすいです。被害の有無や範囲を確認したうえで、駆除が必要か、予防で十分かを判断できます。

一方で、すでに床が沈んでいる、柱や土台が傷んでいる、内装に不具合が出ている場合は、リフォーム会社への相談も必要になる可能性があります。ただし、この場合でも先にシロアリの発生状況を確認しておくことが大切です。原因を止めずに修繕だけを進めると、せっかく直した部分が再び被害を受けるおそれがあります。

判断の目安としては、次のように考えるとよいでしょう。

・シロアリの有無を知りたい場合はシロアリ駆除業者
・予防や再発防止をしたい場合はシロアリ駆除業者
・床や壁の修繕が必要な場合はリフォーム会社
・被害が大きい場合は両方への相談を検討
・原因調査と修繕の順番を間違えないことが重要

初めて依頼する方は、いきなり大きな工事を決めるのではなく、まず調査と見積もりを受けることがおすすめです。複数の業者から説明を聞くことで、必要な対応と不要な工事を見分けやすくなります。

安心して依頼するために確認したいこと

シロアリ対策で失敗しないためには、業者の種類だけでなく、説明内容や見積もりの分かりやすさを確認することが大切です。シロアリ駆除業者に依頼する場合は、どの範囲に薬剤を使うのか、被害箇所はどこなのか、保証は何年あるのかを確認しましょう。リフォーム会社に依頼する場合は、修繕範囲、使用する材料、工事期間、シロアリ対策との関係を確認することが重要です。

特に注意したいのは、見積もりの中に何が含まれているかです。調査費、駆除費、予防処理、床下補修、木材交換、保証、点検などが一緒に書かれている場合、内容が分かりにくくなることがあります。不明点があれば、その場で質問し、口頭だけでなく書面でも確認しておくと安心です。

また、「今日契約すれば安くなる」「すぐ工事しないと危険」と強く契約を迫る業者には慎重になりましょう。もちろん緊急性が高いケースもありますが、納得できないまま契約する必要はありません。住まいに関わる工事だからこそ、説明を理解したうえで判断することが大切です。

シロアリ駆除業者とリフォーム会社は、それぞれ役割が異なります。シロアリを止めること、被害を直すこと、再発を防ぐことを分けて考えると、必要な依頼先が見えやすくなります。まずは状況を正しく把握し、必要に応じて専門業者とリフォーム会社を組み合わせながら、安心できる住まいの状態を整えていきましょう。

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